秋葉原へ

ヤフオクに張り付いて入札を繰り返していたを使って、足りないパーツを揃えることにしました。

関東でジャンクPCパーツといえば秋葉原です。 調べてみるとそのままずばりのジャンク屋ガイド が見つかったので、友人をひとり誘って回ってみました。

ルート

秋葉原駅 電気街口(南側)からスタート
神田装備に行ってみる
秋葉原最終処分場。に行ってみる
ハードオフで汎用パーツ探し
末広町でお昼ごはん
ソフマップ AKIBAでケース見学
秋葉原駅でゴール

本当はもう少し回りましたが記録に残っているお店はこれだけです。

神田装備

基本的に予約制ですが飛び込み来店可能なフリータイムがあったので日曜の朝から向かってみました。 電気街口を出てまっすぐ歩いた突き当たりにあります。 これだけだと簡単に行けそうなのですがそれらしい看板も案内も全くないため迷うこと必至です。

突き当たりを左に曲がり右手を見ながら進むとビル内に伸びる薄暗い通路が見つかります。 そこを奥へと進みます。妖しい携帯ショップなど常連以外絶対に来ないであろうお店がちらほら見えます。このアーケードをほとんど突き当たりまで進むと、右手に鏡というか銀色の壁があります。 掲示には関係者以外立ち入り禁止といったようなことが書かれているのですが、壁を右手にぐるっと回り込むと小さなエレベータがあります。

エレベータに乗りに上がると、左前方へ細い通路がのびています。 なので引き返したくなりますが。その通路を少し進んだ右手にドアがあります。 そこが神田装備です。

神田装備の店内はほとんど部屋と言ってよい広さでした。壁に棚、中央にワゴンがありその間が通路になっていて、ちょうど「回」の形をしています。 その通路が人ひとり分しかないので一方向にぐるぐると回ることになります。

マッキントッシュの小さなCRTから数年前のノートパソコンなどカバーする世代もジャンルも広めです。層をなすというよりはひとつひとつ違うものがある感じ。家庭用麻雀ゲームのコントローラや2ボタンしかないファングッズ的パッドなど謎のコントローラが多数ありました。

FDDドライブは500円でたくさん売られていました。しかし知らないコネクタで4ピンの電源がなかったり、フレームがなく基板丸見えだったりで動かせる気がしませんでした。 同じようなモデルで状態の異なるものがたくさんあったので産業用の何かからまとめて引っぺがしてきたのかもしれません。

カテゴリ型番価格
なしなしなし

秋葉原最終処分場。

神田装備を出て西(左)に向かい大通りを渡ってすぐ、千石電商やツクモ本店近くのビル地下にあります。 ここは90年代PCビルドにドンピシャでした。 IDEケーブルはここ、メモリはここ、ドライブ類はここ、と種類別に陳列されておりです。

驚いたことにCFとCF-IDEアダプタが横並びに置かれており、レトロPCのストレージ用途を踏まえた売り方がなされていました。 ここではCFとアダプタに加えてを購入しました。

メモリモジュールの扱いもありましたがお目当てのPC100には出会えず。ここに限らず店舗で扱いのあるモジュールはほぼすべてがDDR用で、大半がモバイル向けだとわかりました。マザーボードの扱いもありましたが440BXはなし。

店内奥の非売品ショーケースにはの載ったマザーボードが展示されていました。購入こそなりませんでしたが実物を拝めて大満足でした。 90年代のPCを組むならここは一押しです。

カテゴリ型番価格
コンパクトフラッシュTranscend 8GB 133x3000
CF-IDE変換アダプタ不明1000
3.5インチFDDMitsumi D353M3D-5055700
IDE光学ドライブPlextor PX-800A2000
二又IDEケーブル不明200
FDD用ケーブル不明800

計7700円。

千石電商 2号館

ここへはVGAケーブルを買いに立ち寄りました。PC、映像、オーディオ用のケーブルが充実しておりので助かります。

カテゴリ型番価格
D-sub15ピン VGAケーブル 3m不明900

ハードオフ

秋葉原最終処分場。を出てジャンク通りに入り北へ進んだ先にあります。ここは地下がまるまるジャンクパーツ売り場になっています。PCパーツ以外にも映像、オーディオ機器など幅広いジャンルのハードウェアがたくさんあります。個々のジャンルにいい意味で興味がないというか、背景に深入りせず淡々と並べてあるような印象があって、思わぬ珍品に巡り会えそうな気がいつもします。

他のお店と比較してメモリ、マザーボード、入力機器の取り扱いが充実していました。こだわらないならで手に入るでしょう。マザーボードの棚からはをひとつ発見しました。決してと高めの価格で入手を断念しましたが売りものの90年代マザーを拝めたのはここだけです。

メモリの箱にはレゴブロックのようにモジュールが詰め込まれており手でジャラジャラと漁れる状態でした。モバイル用とデスクトップ用を友人と手分けして整理しました。すべてのデスクトップ用モジュールを見たと思いますがでした。

ジャンクコーナーの入り口わきにはテスターコーナーがあり、商品を実際に繋げて通電チェックや音出し、映像出しができるようになっていました。買う前に無料でチェックできるなんて太っ腹です。

お昼ごはん

ハードオフを出て北へすこし進んだところで、田中そばにて昼食休憩をとりました。 雑談しながら道中を振り返ってみると、ほとんどのパーツは友人が見つけてきたものでした。麺をすすりながら自分のかわりに探してほしいくらいだと話していたら、これはどうかとヤフオクのページを見せてくれました。それは動作確認済みP3B-Fの美品でした。あれだけ探したのにまだ知らない出品があったなんて驚きました。聞けばただP3Bとだけ入力したそうでを垣間見ました。当時落札するか悩んでいた出品物はどれも動作未確認で状態に不安があったため、友人の見つけてくれたそれをしました。

カテゴリ型番価格
マザーボードASUS P3B-F rev 1.0210000

ソフマップ AKIBA

帰りは大通りのソフマップへ立ち寄りFLP02の実物を見てきました。

FLP02はSilverstoneが最近リリースしたレトロ路線のモダンなケースです。Webで見かけた瞬間これしかないと思いました。 一瞬で30年前にタイムスリップするベージュカラー、、存在感抜群のTURBOスイッチ、Silverstone恒例の物理ロック。90年代後期のPCを再現するこのプロジェクトにこれほどふさわしいものはを除いて他にありません。

PCパーツ売り場へ入ってすぐ、ケース売り場の角にFLP02を発見しました。イメージどおりのキュートな外観で一瞬悩みましたが購入はできませんでした。

他のコーナーも見て回ったところのケーブル類が売られていたので保険も兼ねていくつか買っておきました。

カテゴリ型番価格
ペリフェラルオス-FDDメス変換ケーブルWA-076C272
ペリフェラル4ピン 延長ケーブル不明262円くらい

結果

カテゴリ型番価格
コンパクトフラッシュTranscend 8GB 133x3000
CF-IDE変換アダプタ不明1000
3.5インチFDDMitsumi D353M3D-5055700
IDE光学ドライブPlextor PX-800A2000
二又IDEケーブル不明200
FDD用ケーブル不明800
D-sub15ピン VGAケーブル 3m不明900
マザーボードASUS P3B-F rev 1.0210000
ペリフェラルオス-FDDメス変換ケーブルWA-076C272
ペリフェラル4ピン 延長ケーブル不明262円くらい

あわせて19134円。 CPU、ビデオカード、メモリモジュールを実店舗で買うのは難しいようです。FDDと光学ドライブは狙いどおり入手できました。 そしてCFとIDE変換アダプタは思わぬ収穫でした。実はのですが、あとで完全体に組み替えてやろうと思っています。

とある週の休み
2026年3月29日(日)
4F
たしか4F。違うかもしれない
見た目が従業員向けのバックヤード
雑居ビルの緑の床、通路の先から聞こえる人の声、狭すぎるエレベータ、1Fにあった立ち入り禁止の掲示などがそう見えさせた。
携帯ショップの外国人店員
数人で談笑していた。客か店員なのかすらわからない。
戻ってはいけません
初めて行ったときは間違えて裏口から入ったと思い外まで出た。はきっと、きょろきょろしながら通路を行き来する挙動不審な人間を見慣れているに違いない。
探しやすい
光学ドライブにSATAかIDEどちらなのか書いてある、FDD用ケーブルにはFDD、汎用のIDEケーブルにはIDEと書かれている、など。
FDD
Mitsumi製。挿入スロットのシャッターが欠けていた。SONY製のきれいなほうと悩んだが、そちらはコネクタ形状が独自だったらしく危ないところだった。
光学ドライブ
Plextor製。実店舗で見かける光学ドライブのほとんどはSATA用でIDE向けは珍しい。
野菜用テープ
長ネギやほうれん草を束ねるのに使われている紫色のあのテープ。
ケーブル類
二又IDEケーブルとFDD用電源ケーブル。ケーブルはラップやでまとめられており生鮮食品売場の様相を呈していた。
S&B ディナーカレーの箱
小さな箱に入った高めのカレールー。ちょっとぜいたくした気になれる。
Pentium
件の黒いカートリッジは意外に小さかった。たばこの箱より長く、より短いくらい。
ありとあらゆる組み合わせ
Type-A、Type-B、Type-C、BのMiniとMicro、およびそれらのオスメス。
かゆいところに手が届く
たとえばType-BのUSBケーブル。Type-Cはだいたい手持ちに複数あるものだが、Mini-BとMicro-Bは肝心なときになかったりする。入り口付近のUSBケーブルコーナーにはが揃っており、この世のすべてを変換して繋げられるような気がしてくる。
PS/2のキーボードとマウスはほとんどタダ同然
当時はMicrosoftのNatural KeyboardとIntelliMouse Trackballにこだわっていたため買わなかったが、最低限動かすための保険として一式用意しておいてもよかった。ヤフオクやメルカリでは送料のほうが高かったり、10個セットになっていたりして小回りがききづらい。
440BXかその親戚と思われるボード
ASUS製の茶色いSlot 1マザー。型番を確認していそうなものだがよく覚えていない。もしかするとP2Bだったかもしれない。
よくない状態
CPUのリテンションがなく外れたコンデンサが袋の中で転がっていた。
PC100は確認できず
DDR無印など惜しいところまではいった。中にはDDR4もあった。
IntelliMouseが誤字でInteliMouse
誤字で見つからなかったおかげか、出品の非常に少ない初代IntelliMouse Trackballを幸運にも入手できた。
個人間売買の奥深さ
出品者が商品の型番やメーカーを正しく把握しているとは限らない。MicrosoftのNatural Keyboardが富士通製になっていたり、になっていたりする。ヤフオクの検索は割と字面どおりマッチしてくれるため検索条件を適度に緩めるとこのような掘り出しものがたまに見つかる。今回の例だとASUS P3B-FのASUSや-Fが余計だったらしい。
真のお買い得ラインは3000円くらい
当時のユーザによる物品整理目的の出品だと可能性がある。思い出も買える個人間売買の醍醐味。
ベストな選択であったらしい
箱付きなど状態の違いはあるがどれも13000円越え。だろうか。
その場で落札
10000円。即決可能という点も後押しした。当時は高めと思ったがその後数ヶ月の出品を見る限り
FDDにしか見えないフロントベイカバー
フロッピーディスクの排出用レバーまでついている。
意味ありげな2桁のセグメントLED
PWMファンの回転数を百分率で表示できる。
Jazz
前面が斜め上を向いており横から見ると五角形になっている。
ソ連のbizzareなギター
直線的に構成されたぎこちない多角形やくびれの少ないぼてっとしたフォルムのボディが印象的。独特のゆるさをたたえた造形が癖になる。
当時の実物
星野金属工業のアルミケースWindyなど。同メーカーが手がけたの奇妙な外観は一度見たら忘れられない。に通ずるものがある。
残されたRM42-502を思うと
このプロジェクトを開始した時点で3年以上放置しており、その間ずっと、活用できていないことへの後ろめたさがあった。
変換名人
その名のとおり様々なものを変換してくれるAinexの商品ブランド。ヨドバシにも置いてある入手性が魅力。
組むのに使わなかった
買ってきたまま一発認識、とはいかず。フォーマットにCF用カードリーダーが必要になるため後回しにした。代わりに何を使ったのかは後述。